神田神社(通称:神田明神)は、天平2年(730年)の創建。江戸の総鎮守として商売繁盛や縁結び、厄除けの御利益を求めて多くの参拝者が訪れます。
「神田祭」は、日本三大祭りの一つに数えられる大きな祭りです。
神田神社(神田明神)の概要
アクセス:A
御朱印 :S
規模 :S
社格:府社、准勅祭社、別表神社
神田神社(神田明神)は、天平2年(730年)現在の大手町・将門塚付近にあった神田の地に創建されたと伝えられます。
その後、江戸城の拡張に伴い、慶長8年(1603年)に現在の地に遷座されました。
昭和9年に鉄筋コンクリート造の社殿が建設され、現在も「東京の守り神」として、商売繁盛や縁結び、厄除けのご利益を求めて多くの参拝者が訪れます。
御祭神
御祭神
大己貴命(おおなむちのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
平将門命(たいらのまさかどのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)は、出雲大社の御祭神・大国主命と同一神で、国造り・縁結び・医療・農業・商業など多方面にご利益をもたらす万能神です。
七福神の大黒天と同一視されています。
神田神社では商売繁盛や縁結び、家内安全などを願う人々に広く信仰されています。
少彦名命(すくなひこなのみこと)は、大己貴命とともに国土開拓を行った神で、医薬・醸造・温泉・知識の神とされています。
七福神の恵比寿と同一視されています。
現代では健康長寿や病気平癒、学業成就、技術革新を願う人々に親しまれています。
平将門命(たいらのまさかどのみこと)は、平安時代中期の武将で、朝廷に反旗を翻した「関東の英雄」。没後に神として祀られ、地域の守護神となりました。
勝運・厄除け・起業成功などの御利益があるとされ、東京・大手町にある「平将門首塚」は日本最大のパワースポットと評価する場合もあります。
御利益
商売繁盛・事業成功:御祭神である大己貴命と少彦名命の力により、企業や店舗の発展を願う参拝者に人気です。
縁結び・夫婦和合:御祭神である大己貴命の強力な縁結びの力が人気です。
健康長寿・病気平癒:特に少彦名命の医薬の神格から、身体健全や療養祈願に訪れる人も多いです。
勝運・厄除け:将門公の力により、仕事や人生の困難を乗り越える力を授かるとされています。
IT・電子機器の守護:現代の都市型神社として、IT関係者からの信仰も集めています。
アクセス:Aランク
所在地:東京都千代田区外神田2-16-2
最寄り駅:
JR中央線・山手線「御茶ノ水駅」聖橋口より徒歩5分
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」より徒歩5分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」より徒歩5分
東京メトロ銀座線「末広町駅」より徒歩5分
JR京浜東北線・山手線「秋葉原駅」より徒歩7分
東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」より徒歩7分
都心の神社でもあり、電車、徒歩での参拝が便利です。
御朱印:Sランク
御朱印
神田神社では通常、社務所で書き置きの御朱印をいただくことができます。
御朱印に合わせてA6サイズのクリアファイルもいただけます。
神田祭の特別御朱印の配布もあるようです。
御守
「勝守」は徳川家康公が関ケ原の戦いに臨む際、神田神社にて戦勝祈願をされ、見事勝利を収めたことから、全国の神社でも最初期に勝守の頒布がはじまっており、神田神社(神田明神)では最も歴史ある御守が「勝守」です。
(HPより引用)
また、電気街秋葉原が近いこともあり、「IT情報安全守護」の御守は他にはない御守になります。
(HPより引用)
社務所(文化交流館)
午前9時から午後6時まで
規模と見どころ:Sランク
神田神社(神田明神)は、商売繁盛の御利益もあり、都内の企業の初詣先として特に有名です。また神田祭は日本三大祭の一つとして隔年の開催ですが、とても有名です。
社殿
昭和9年に再建された本殿は、鉄筋コンクリート造ながら日本伝統建築の美しさを保ち、朱色が映える華やかな佇まいとなっています。
神田祭(隔年開催)
奇数年の5月に行われる例大祭「神田祭」は、日本三大祭の一つ。
神田神社(神田明神)は、神田・日本橋・丸の内・秋葉原・豊洲市場などの氏神で、祭りでは氏子町会の神輿100基以上が練り歩き、東京の初夏を彩る壮大な祭りとして全国から観光客が集まります。
将門塚の信仰
神田神社(神田明神)は平将門公を祀る数少ない神社であり、関連する史跡や資料も境内に多く展示されています。歴史好きにも見逃せないスポットです。
現代との融合
アニメ『ラブライブ!』の聖地としても知られ、多くのアニメファンが参拝します。
「IT情報安全守護」の御守など神社と現代文化の融合を感じることができます。
名物グルメ
神田や御茶ノ水、秋葉原が最寄り駅のため、たくさんの美味しいお店があります。
ここでは、参拝のあと、美味しいスイーツと珈琲でひと休みできる「みじんこ」さんを紹介します。